フリ〜ゲ〜ムレビュ〜

  • 勇者と異常者

このゲームを知らない人は多分いないと思われる。まさに愉快痛快なギャグゲームである。
勇者と異常者の二人組みが繰り広げられるギャグと突っ込みは殺人レベル。比喩じゃなくて本当に殺人級。
結構ブラックジョークなのが肌に合わないと言う人も中に入るだろうが、個人的にウケは最高レベル。
未体験の人は一度プレイすると、病み付きになるかもしれないし、ならないかも。
やはり自由度の高いRPGツクールで作られるからには、このような実機では見られないような破天荒なゲームの方が好きだ。真面目なRPGなんてそれほど星の数ほどあるのだし。
今も時々プレイしている作品だ。

正統派RPGで個人的に最も気に入っているのが月夜に響くノクターンである。
主人公は吸血鬼。一人の少女との出会いが彼の運命を変えていく。
戦闘システムは王道だが、剣閃や魔法のグラフィックが変わったりするし、足音が場所によって違ったり、仲間モンスターはアイテムを使って召還と、細かい所が非常によく作りこまれている。
プレイする側は、あまり気にも止めないんだろうけど、作る側の立場を見ると、凄い大変だったんだろうなぁと思う。
普通にエンカウントしてレベルを上げていく旧来のシステムなので、ちとかったるいかもしれないが、それが逆に懐かしかったりする作品。

デジタルファミ通のコンテストパークより
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/conpark/zyusyou/2001_06.html
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/conpark/zyusyou/2002_06.html