第13回 ロマサガ3プレイ記 〜奇跡は起きた〜

正直言うとロマサガ3止めようかと思った。
そんぐらい絶望的な状況に陥ってた。
なにしろ一時的にパーティーから外れている仲間の技ポイントがまったく回復されてないのだ。
一応バックアップはとってあるが、それは約5時間前のデータでレオニード城の地点、つまりヤミー戦前という最悪なデータ。
もう一度ヤミーやレッドドラゴンと戦いたくはない…
マジでこれは無理だな。
そう思って諦めかけた、いや諦めたその時、奇跡は起きた。
一縷の望みを賭けてサラが影ぬいでガードの動きを止めていると、突如サラが影殺しと言う技を閃く。
おそらくこの技は敵一体を一撃で即死させるという必殺の技だ。
そこでサラの影殺しに全てを託した。
ただ残りのガードを全滅させる間にサラが殺されないかが一番の問題だった。
なにしろ最大HPは294と低く、2〜3発攻撃を喰らうと死ぬ有様だ。運が悪いと1ターンで死ぬ。
そこでサラ以外を全員防御させて、できる限り敵の攻撃をサラから逸らす作戦に出た。
エレンが持っていた高級傷薬、詩人とハリードが持っていた傷薬は惜しみなくサラに投入。
そして一ターン一殺で、ついに全てのガードを打ち倒したのだ。
しかしガードを倒す間にハーマン、エレン、詩人の三人が倒れ、残りはサラとハリードの二人に。

残ったマクシムスも抵抗を続けて、ハーマンのLPを0に追い込んで、灰にさせた。埋葬。
さらにここまで通常攻撃のみで大活躍していたハリードも力尽き、残りはサラ一人になった次のターンで、渾身のショットウェイヴが炸裂し、マクシムスは地に還った。
影殺しは効かなかったから(多分)、ショットウェイヴ如きが最強にして最後の手だったのだ。
ヤミー、レッドドラゴン戦を遙かに凌ぐ激戦であった。
もはやどんな敵でも恐れはしない。